ますます調子に乗るIZA!ブログ
他のマスメディアに先駆け、インターネットでの広がりに力を入れてきたフジサンケイグループ。一般読者からのトラックバックを最初に受け付けたのも、フジサンケイグループであり、他のメディアはまだそこまで行っていない。
要するに、地上波しか強くないから、ネットに力を入れざるを得ないだろう、という見方もできるが。
そして、フジサンケイグループが視聴者を獲得する方法は、「過激に分かりやすく」だ。
残酷な事件を、いかに人々の娯楽にし、消費財にするか。
そのための手法の一つが、Iza!ブログでの写真掲載数増加なのであろう。
「両腕切断の少年「おやじにやられた」 足立の3人死亡」(産経新聞)という記事。
「無理心中か、足立区で3人死亡 次男「父親にやられた」(asahi.com)
「東京・足立区で一家3人死亡、1人は重体…無理心中か」(Yomiuri Online)
「殺人:夫婦ら3人死亡…重体の次男「父親に… 」 東京」(毎日新聞)
まあ、見出しの付け方も一番えげつないのが産経新聞だが、むやみやたらと写真を載せているのも産経新聞。
こんなのは、ジャーナリズムではない。ただの野次馬根性だ。「真実を知りたい」ということと「怖いもの見たさを満たしたい」という欲求は全く質が違う。産経新聞が利用しているのは、「怖いもの見たさ」であり、「野次馬根性¥」であり、それは結局残酷な事件を消費財化させることにしかならない。
そして、それは最終的に、産経新聞という「全国紙」の地位を、タブロイド紙と同程度に貶めていく行為だということに、フジサンケイグループはまだ気が付いていないらしい。
「楽しくなければテレビじゃない」と言って、制作側の「楽しい=分かりやすい=安直で過剰演出」という思い込みに則り、視聴者の愚衆化を図ったフジテレビであったが、さすがグループ会社。産経新聞のネット版も同じ轍を踏んでその品位を大きく落とそうとしているらしい。
そんなに視聴者はバカじゃないぜ。
過剰報道にも、過剰演出にも、NOと言おう。
過剰報道しやすいニュースや、過剰演出しやすいニュースばかりが報道される影で、演出しづらいがもっと重大な、自分達の生活にもっと大きく関わっているニュースが「演出できない」という理由だけで葬り去られている可能性が高いのだ。


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