だから何で「おかあさん」なの?>国土交通省「農林漁家民宿おかあさん100選」(苦笑)
国土交通省が、「良質な農林漁家民宿を拡大していくには人材育成が必要であり、農家民宿を成功させている人に学ぶことは多い。自身の農林漁家民宿経営の安定に成功し、地域の活性化にも影響力を発揮している農林漁
家民宿経営の女性を選定。これらの人々の経営内容や活動実績などを紹介する。」という趣旨で、「農林漁家民宿おかあさん100選」を選ぶそうだ。
そして、1月29日にその「おかあさん」たちの最初の20人が発表された。
だからさあ、何で「おかあさん」なの?
「良質な農林漁家民宿を拡大していくには人材育成が必要であり、農家民宿を成功させている人に学ぶことは多い。自身の農林漁家民宿経営の安定に成功し、地域の活性化にも影響力を発揮している農林漁
家民宿経営者」だったら、女性でも男性でも関係ないじゃん。
そういうところで、無駄に「母性の押し付け」をするのは止めて欲しいし、そのために税金使うのも止めて欲しい。
Yahoo!newsでは、時事通信と中国新聞(共同配信)の記事が掲載されていたが、時事通信と共同通信、それぞれの独自ホームページでは、記事は見当たらず。要するに、各通信社にとってそれだけニュースバリューの低い記事であったということだ。
それを何故、Yahoo!Newsでは配信するのか。
もう、ソフトバンク、政府ベタベタ。
一時期、通信帯域の件で政府に楯突くような意見広告を出した時期もあったが、あれもポーズだけである。
お笑い芸人が、芸能界で上のクラスの芸能人に、番組内でスゴいツッコミいれたり、生意気な態度を取りつつ、カメラが切れた瞬間「すみませんでした!!」と土下座する様子に似ているぜ。
それにしても、どうして政府は、そこまでして「女性=母性=家庭」に押し込めたいのだろうか。少子化で人口バランスが狂い、労働人口が減っていく今、女性を労働力、それもホワイトカラーとしてきちんと捕らえなおさないければ、経済的な損失は大きいはずだ。
高度経済成長の時代は終わり、持続可能な社会への転換が本当に求められている。
石油エネルギー資源の枯渇しかり、地球温暖化しかり、少子高齢化しかり。
もしかしたら、国土交通省としては、「自身の農林漁家民宿経営の安定に成功し、地域の活性化にも影響力を発揮している農林漁家民宿経営の女性を選定。」することで、女性の地位を向上させようとしたのかもしれないが、そうだとしたら、明らかにネーミングでミスリードしている。というか、ネーミングに、担当完了の「人材育成をする女性=おかあさん」という固定概念が透けて見えるのである。
民宿経営だって、経営者であり、ビジネスパーソンなんである。
「地域のリーディング女性経営者」くらいつけろっつーの。
自民党にはプラップジャパン、民主党にはフライシュマン=アンド=ヒラードがPR参謀についていたらしいが(現在どうかは知らん。どっちにしろ、広告は電通だし)国土交通省にはPR参謀はいないんだろうなぁw
とかなんとか、国土交通省にはさんざん文句を言いながら、やっぱりこの20選に選ばれた民宿は気になる。彼女達にとって、これ以上のパブリシティは無いわけだし。
半年先まで予約で一杯、と言われるのを覚悟で、予約の電話を入れてみたいというのも正直な気持ちである。


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