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August 25, 2007

戦争は本当に儲かるのか?

かつらさん、コメントありがとうございます。

「分化」について書こうと思っていたのですが、ナイスツッコミがありましたので、先に「そもそも戦争は本当に金儲けになるのか?」について考察してみたいと思います。

答え。「サクッと勝てば、ね」。

当たり前すぎる答えですが、「サクッと勝てば」戦争は金になります。領土も資源もほぼ無傷で手に入るわけだから。しかし、泥沼化して焦土化してしまったら。これ以上、採算に合わない事業は無い。

長引けば長引くほど、初期投資は増える。しかもこの場合の初期投資は、爆弾や軍用機だけでなく、人材、しかも「働き盛りの若い男」が中心なわけですから、国の人口分布にも大きく影響してきます。第二次世界大戦中の日本なんか、そうですよね。若い男は全員兵隊に取られて、老人と女子どもしか残らなかったから、当時の出生率はガタ落ち。労働人口もガタ落ち。結果として、学徒動員とかで子どもが労働力として動員されている。

戦後、それまで戦地に赴いていた適齢期の男が帰ってきたので、出生率がブチ上がり、ベビーブーム、いわゆる団塊の世代に繋がるわけです。

現在のアフガン戦争、イラク戦争を見ていても、とっくに採算ラインは越えているはず。

湾岸戦争はサクッと終わったから、あれは政府にとっては、事業として成功のうちに入っているのではないでしょうか。よく知らんけど。劣化ウラン弾とかクラスター爆弾での被害はまだ続いておるけどね。そういった被害に対する補償をどこまでやるか、でも、戦争の損益分岐点はずいぶん変わってくるでしょう。

「戦争」そのものは、事業として成立しない、というのが私の個人的な見解です。

もちろん、一部の企業や志願兵に取っては「公共事業」的な側面はあるかもしれません。日本も、朝鮮戦争特需、ヴェトナム戦争特需の恩恵を受けてきました。

しかし、それは「国土が前線にならないことを前提にした場合」です。

第二次世界大戦後、一応、国際法なんてもんができて、国際連合が出来て、ジュネーブ協定なんてものもできましたが、現在、イラクで繰り広げられている蛮行を見る限り、「殺さないと殺される」という最前線の極限状態で、そんなものを守る余裕があるとは思えません。

だから、一般市民がフツーに殺される。

アフガンもクウェートもイラクも、狙いは石油利権がらみだろうし、引き金は、軍事力への圧倒的な自信だったのではないかと思います。だが、そこに宗教やイデオロギーを内包する「正義」という大義名分を引っ付けてしまった。

というか、引っ付けざるを得なかった。今の国際法上、「石油欲しいから襲います」は通じんからね。

いずれにせよ、戦争を吹っかけたら、勝つまで止められないわけですよ。初期投資を回収しないといけないから。

それで、泥沼化する。

ポスト近代としての現代の戦争は、全て「安易に勝てることを前提に、イデオロギーを大義名分に戦争を開始し、イデオロギーを大義名分に取ったばかりに、思想信条という人間の尊厳に関わる戦いへ発展し、複雑化した結果泥沼化する」というパターンを辿っていませんか?

市場の寡占化について。
日本だけの問題ではないと思っています。

世界的に、寡占化が進んでいる。要は、アメリカ企業による一極支配。日本はアメリカの極東支社化への一途を辿っており、民間企業はそれに対抗しようと国内企業同士で何とかタッグを組んでいる。それが、不二家×山崎製パンなんだと思います。

セブンイレブン、マクドナルド、デニーズ、ウェンディーズ、ディズニー・・・私たちの生活に侵食している多くの企業が、社名に「日本」と銘打っては居ますが、実はアメリカ企業のフランチャイジーに過ぎません。

今更、外資がどうのこうの、と言っても、全国の「佐々木商店」「鈴木商店」といった、菓子パンとか駄菓子とか煙草を売っていた、近所のパパママストアはフランチャイジー化の圧力に負けて消えてしまっています。

また、純日本資本のナショナル企業については、権力とメディアの癒着により、潰れないように出来ている。

不二家はあっけなくつぶされたのに、日本ハムは未だにのうのうとスーパーでデカイ棚を取っています。原子力発電で大問題を起こしまくりの東京電力だって、何の反省もなく、バッシングを受けることなく、六ヶ所村や東海村の原発運転を続けています。

オカシクナイ??

なんか、オカシクない??

作為的なものを感じるワタシがオカシイのか???

えーっと、今日は、酔っ払ってしまったので、とりあえず「戦争は儲からない」ということと、市場寡占について、顕在化していると思われる事象についてのみ、並べ立ててみました。

続きはまた素面のトキに~~~~

すんません(汗

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「経済・政治・国際」カテゴリの記事

Comments

えっと、ですね。
戦争は国家にとって利益をもたらすのではなくて、ある特定の人達に利益をもたらす。
で、利益を得ることが出来る人達が合意したときに、あるいは損益分岐点を越えるような条件が整ったときに戦争が始まる。
そういうことではないかと思うんだな。

国家全体から考えれば、どんな戦争でも利益を伴うことはなく、国民の負担は大きいと思うんだよね。
ちょっとした戦争だって軍備の費用はかなりなもので、それは税金でまかなわれるんだからさ。
企業から武器をお買い上げ~ってことで、国家としてはものすごい金額の税金を投入するわけだ。
税金の負担額を上げたり、福祉予算を削ったり。
軍需関連産業からの納税が多少増えたって、マイナスの方が大きいでしょう。
ましてや武器を海外から買うとなれば、ほぼマイナスなんだから、利益がでるわけがない。
人も死ぬしね。

しかし。
儲かる人がいる。
そして、その儲かる人達は政策決定に対して関与できるし、国家を利用できるポジションにいる。
そういうことではないかと・・・。

>日本はアメリカの極東支社化への一途を辿っており
っていうか、日本はアメリカの牧場と言う人もおります。
言いえて妙なので、私も最近はそう言っています。
ってか、ブッシュの牧場か?
牧場なので、家畜が死んでしまっては元も子もないから、生かさず殺さず。
適当なところでアガリを回収していくってわけざんす。

今回の戦争では思いっきりマビキいてしまったので、ヤバイ状態になっているような気がします。
医療福祉もひどいことになってしまったし、公共事業もなくなって地方に金が回らなくなり、日本国民のために使うべきだった金もケチらなくてはいけないようになり・・・。
次第にアガリが少なくなっているので、マズイという意識は出ているように感じるんだけどね。
もしかしたら、今は最終段階で、当面ユルくなるかもしれないと思ったりする。
また、しばらくは育つまで待たなきゃいけない状態になってるんじゃないの?

日米関係が今後どうなるかってことを別にすれば、小沢さんがテロ特措法を破棄しようとしてるのは、正しいよね。
洋上で無料のガソリンスタンドを営業してるってのは、キツイっすよ。
廃業して、そのお金を節約できれば、民主党の公約を果たす資金は作れるもんね。
国家全体として考えれば、戦争やって儲かるわけがない。

えっと。

いろいろ書いてしまった後ですが、さっき、今回のイラク戦争は石油利権のために起こったのではないというブログ記事を見つけてしまいました。
国益のためという看板で行われる戦争もあるんだなぁ。

天木直人氏という、元外務省のお役人で、レバノン全権大使まで務めた人のブログなんだけど・・・。
もしかして読んでるかも?と思ったんですが一応ご紹介。
http://www.amakiblog.com/archives/2007/08/31/#000504

ご紹介のブログ、読ませていただきました。

イスラエルね。忘れてましたわ。
建国の経緯そのものが不透明なんだよね。

パレスチナ問題やレバノン戦争については、まだ勉強不足で、何かを書ける状態ではないのですが(っつか、全体的に不勉強なんで、色々かける立場じゃあないんですが)、キリスト教原理主義者がイスラエルという国を全面的にバックアップする、という構図に、「戦争したい人たちにとって、あるいは利権という甘い蜜の味を覚えた人にとって、宗教と言うものは、結局建前だったり人を説得するときの道具にすぎんのだな」ということを感じております。

旧約聖書によると、ユダヤの民は永久に国を持たず、世界を放浪する定めになっている。

中絶も避妊も認めないキリスト教原理主義者が、なぜこの部分だけを無視・黙殺するのでしょうか。

また、キリスト教原理主義については、中絶・避妊を認めないがゆえに、避妊具の使用を禁止し、HIVが広がっている、という事実も見逃せません。

宗教と言うのは、結局人が作り出したものであって、昔からそこに存在したものではない。

キリスト教なんて高々数千年の歴史です。

そういうものが生まれざるを得なかった背景の中に、自然の「やがて行われる人類の自然淘汰のための伏線」を感じてしまうわけです。

軍事に傾いた国が没落する傾向にあるのは、「大国の興亡」という本に詳しかったと思います。

イスラエル問題、難しすぎてまだ手に負えない~~~

ただ、殺されているのは、何の罪も無い子どもと女性と一般市民です。それだけは言えます。

でもって、それは、全ての戦場において、同じことが言えます。

私は戦争みたいなアホなことで死にたくないし、殺したくもないんで、とりあえず憲法9条は存続の方向でお願いしたいと思っています。

それにしても、あの政府の拡大解釈っぷりは、憲法舐めとるとしか思えんな。つか、法律論そのものについて、そこまで無知なのか確信犯なのか、理解に苦しみますわ。

じつは、じつは。
私もアラブ・イスラエル問題を語れるような知識はないの・・・。

ユダヤ人っていうのは、ホントに昔から迫害されてきたみたいだけど、それが何によるのか?ってことさえもよくわかってない。
宗教のことはもちろんだろうけど、それだけ?
そのあたりのニュアンスってのか状況ってのがわかってないのです。

しかし、米国の徹底的なイスラエル保護政策が、世界にとってはとんでもなく迷惑な話だってことは確かだよね。
テロを問題視するなら、イスラエルのテロも叩けよ!って思います。

という状況の中、私も憲法9条は存続の方向でお願いしたいと思っています。
曖昧なことって、決して悪ではないと思うんだがな。
改正するなら、原爆を持つということを肯定してからじゃないと始まらないでしょー?
そういう議論もないままに改定するのは、拡大解釈を容認することだし、国民全体が不利益をこうむることだと思うよ。
あっ、あと、軍事費が増大するので税金をあげることや予算配分が変化することに対しても、説明してくれなくちゃダメだよね。

かつら姐さん紹介の、天野氏が書いているペトラスの本を読んでないから、彼が何を持ってイラク戦争はイスラエルの為(中東でのイスラエル植民地拡大?)と言っているのかははわからないけれど..。

思うに、結局は経済的利権なんじゃね?
アメリカの政財界を牛耳る人々や、
大財閥の殆どはユダヤ人であるらしい。
ユダヤ人は昔から金を操るのは上手だったようで..シェークスピアの「ベニスの商人」などでも有名だよね。
ユダヤ人の国として、国連(主に米英)によって中東に作られたイスラエルを拡大したら石油等の利権をユダヤ人社会(含むアメリカの財界)が得やすいという図式ができるのでは?

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